歷史文化
宝来は六亀郷の最北端に位置する村で、源泉は宝来村から約2.5キロ離れた標高550メートルの場所に位置しています。石洞温泉は宝来地区で最も早くから栄えた温泉ですが、地理的な不便さのため、あまり知られていませんでした。1980年代に温泉業者が源泉を宝来村まで引き込み、温泉宿の経営を始めたことと、仏教の聖地である「妙通寺」のおかげで、「宝来温泉」は今日、六亀で最も勢いのある観光地にまで発展しました。「不老温泉」は、荖濃溪の支流から熱い温泉が絶えること無く湧き出ているのを見た現地の人が、その支流を「不老溪」と呼んだことに由来しています。以前は二軒ほどの公共浴場がありましたが、台風により倒壊してしまいました。しかし温泉そのものはその後も湧き出ていたため、付近の民衆のために簡単な浴室を立て直したところ、秘湯として人気を集め、その後多くの温泉旅館が建てられました。荖濃溪沿いには八カ所の温泉区が存在していますが、中でも最も有名なのは六亀の「不老温泉」と「宝来温泉」です。六亀郷観光にとって、この二つの温泉は欠かせないものとなっています。
特色紹介
宝来温泉、不老温泉の二大温泉区は、共に弱アルカリ性の炭酸水素ナトリウム泉です。不老温泉の水質はなめらかで、利用後は不老不死の体を得たかのような感を得ることができます。宝来温泉区は南横公路沿いの二つの地熱帯にまたがって位置しています。大部分の温泉は宝来溪上流に位置する自然温泉で、源泉温度は40度~50度で、飲用も可能です。また、宝来温泉には、洞窟の中から湧き出ている石洞温泉や、硫化炭酸泉の七坑温泉、温泉の滝、砂温泉、温泉花などの風景区も存在します。さらに、近郊には老老温泉、少年溪温泉、玉穗温泉、復興温泉などの温泉も存在し、ひとつの巨大温泉郷を形成しています。冬場の温泉だけでなく、夏には川下りや川登りで荖濃溪を遊びつくすことができ、マンゴー、ローズアップル、梅、愛玉、コーヒーなど、四季の特産品がいっぱいの宝来、不老温泉は、台湾南部で温泉を味わいたくなった際の最も良い選択でしょう。
泉質
交通手段の情報
公共機関ご利用の場合
優待情報