交通部観光局は6月5日に南投県の泰雅渡假村で温泉旅行業者のマッチング交流会を実施しました。台湾全土の温泉業者を率いる「中華民国温泉観光協会」、南投地区のお土産業者を率いる「南投県政府観光処」、および「中華民国旅行業品質保障協会」、さらに30社以上の国内専門の旅行業者が所属する「台湾旅行業国民旅遊発展協会」が交流や商談を行ないました。会場では「台湾好湯」の国内用プロモーションフィルム「好浴兆」と、中国語、英語、日本語、韓国語、ロシア語の5言語バージョンの温泉美食国際プロモーションフィルムが初上映されました。このほか、観光局のイメージキャラクターである「喔熊組長(オーベア)」が招待され、「泡湯尋寶趣」という宝探しゲームが行なわれました。オーベアを捕まえたら、素敵なキーホルダーがもらえるというゲームで、思いのほか記者会見の目玉となり、会場が笑いに包まれました。
防疫旅行の開始に応じて、交通部観光局では一気に2つの「台湾好湯」プロモーションフィルムを推進します。「好浴兆」は「好預兆(よい予兆)」という意味が含まれ、フィルムの中では2人の若者が気晴らしに温泉旅行へ出かけ、旅の途中で良質な温泉に浸かり、心身健やかになり、同時に台湾の美しい山海の風景を満喫する姿が描かれています。このフィルムの中では「旅で気分を変え、いい湯に浸かることで良い予兆が現れる」と語られています。国際プロモーション用のフィルムでは、台湾を訪れる外国人旅行者の視点から台湾の魅力溢れる庶民グルメや多様な泉質をもつ特色ある温泉が紹介され、いつもとは異なる宝島の美しさの体験をおすすめしています。当フィルムは英語、日本語、韓国語、ロシア語のバージョンも同時に配給され、国際マーケットに台湾の良質な温泉を積極的に広めています。
台湾は温泉資源が豊富で、世界でも希少なドロ湯温泉、や海底温泉、火山地形の硫黄泉および無色無味の重曹泉などがあります。これらは山奥や海辺、平原に点在し、台湾の多元的かつ豊富な温泉の特色を形成しています。同時に、交通部観光局では温泉浴や美食、旅行などの観光資源や産業チェーンをまとめて、「台湾好湯」のブランドを打ち立てています。今回は国内旅行の復活に伴い、温泉業者や旅行業者を招いて交流会を実施し、台湾の温泉と観光レジャーの推進継続について話し合いました。新型コロナウイルス後に信用経済を築くため、消費者の方により多元的な選択を提供したいと思います。
写真